神秘の国はヨーロッパの人が訪れる人気の国
フライトカウント 10 訪問地 8
イスタンブールからマラケシュ
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イスタンブールから6時間地中海を越えて再びアフリカです。イスタンブール空港も立派でしたがマラケシュ空港もまた立派でした。空港からは、ぼったくりタクシーと面倒な交渉をして旧市街へ向かいます。
街の様子とリヤド(宿)
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ジャマ・エル・フナという町の中心の広場、朝から夕方まで何もない広場ですが夜には所狭しと屋台が並びマラケシュ一番の観光スポットです(のはずでした)到着した日は屋台の中を歩き回って十分に雰囲気を味わいましたがあまりカメラを出して写真を撮る雰囲気では無かったので(ハンザノニオイプンプン)写真も撮らずに明日に撮影しようと考えていました。
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細い細い路地の奥にあるリヤドという昔の邸宅を利用した口コミで評判の良い宿に宿泊ですが中庭や室内プール?は確かにインスタ映えですが部屋が暗いうえにWifiが弱いので早々に切り上げて別の宿に変わりました。
新しい宿は素晴らしい部屋でとても良かったのですが移った日に突然、コロナで街への外出を控えるようとのニュースが伝わりました。街のレストランもマーケットも店じまいで食事もとれません。宮殿などの施設もすべてクローズかなり深刻な様子になってきました。
サンローランの庭園
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静まり返った町のスークという迷路市場の奥にあるイブ・サンローランの屋敷がOPENしていたので行って見ました。庭園中に水の流れる優雅な場所でした。
いろいろ
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いよいよコロナ拡大で街はゴーストタウンのようです。情報をいろいろとると数日ではなく最悪の場合数か月制約が続く場合もあると知りました。いよいよモロッコ脱出ですがさてどこへ行くか?帰国を考えてJALやワンワールドのハブ空港であるロンドンが目的地になりました。この時イギリスはコロナに対して外出禁止など政府が特段の制約をしない方針でした。ネットで航空券を予約すると数時間、数十分のうちに次から次に便がキャンセル全くチケットが取れない状態にかなり焦ってしまいました。
やっとのことでLCC航空のスタンステッド空港行きが取れましたがいつキャンセルされるか、わかりません、止むを得ず見切り出発で荷物をまとめ空港に向かいました。案の定空港は旅行者であふれかえって大混雑、どのカウンターも長蛇の列が渦を巻いてだれもが不安で殺気立っています。空港には日本領事館のスタッフが来ていて航空券は有りますか等とサポートしてくれました。その後何とかボーディングパスを手に入れて9時間遅れの深夜にマラケシュを離陸、離陸した時、機内は大きな拍手に包まれてまるで脱出映画の一場面のようでした。
マラケシュ脱出劇は生涯語り継ぎたいほどの事件でした。ロンドンの様子はどうでしょうか?