予防注射を打ちました。渡航外来専門のドクターはいろいろ心配してくれましたが、私の経験では旅はいつでも危険と隣り合わせです。危険、災難に遭遇してからの対処に備えをどれほど用意しても危険や災難は数限りなくあるので万全な備えは出来ません。一番の備えは危険な空気を感じる危険察知の感度を上げておく事だと思っています。備えあれば憂いなしは、遭遇しなければ憂いなし。
予防注射
今日最後の予防注射を打ちました。予防注射が打てる感染症はざっと15種類ぐらいありますが旅先の国や地域の流行の様子などを考えながら数種類の接種を受けました。今回は南米を一回りの予定があるので打てば打つほど安全?かもしれませんがコロナワクチン接種での副作用の記憶も新しく最小限でワクチン選びをすることにしました。それに日本では接種費用が高額なので選択はやむを得ないところでもあるので。破傷風(以前、2度打っているので1回のブースター接種)A型肝炎1回、狂犬病3回、合計5回の接種です。接種に間をあける必要があるので今回はすべて終わるのに1ヶ月ほどかかりました。費用は一人当たりおよそ68000円です。安心料とはいえ二人分となると結構な金額です。黄熱病は以前に接種を受けていたので今回は必要ありませんでした。
旅はいつでも危険と隣り合わせ・・ですが
高齢者でなくとも個人で海外を旅しようとすれば、危ないことはいつもそばにあります。台風や大雨、地震などの自然災害、交通事故、ケガ、病気、国や個人の争い、盗難、強盗、テロ、・・・考えると危険がいっぱいで旅立つ気持ちも少し萎えがちになります。そんな気持ちを和らげてくれる方法の一つに今どきのネット情報があります。訪問先のリアルな映像を見ることで世界でも最も危険な街にも行き交う人々や市場があり子供がいて普通の生活がある様子に安心感が生まれます。日本に居ても近頃は自然災害や交通事故、傷害事件の被害に会うことはずいぶん増えています。命を危険にさらすなど持っての外ですが70歳を過ぎたころに感じるあと何年生きて何ができるだろうと考えれば「何があっても受け入れる」と腹も座って覚悟も生まれてきます。ちなみに一緒に旅する妻「あーちゃん」は何十回もの旅行を共にしていますが一度たりとも「危ない、危険だから」などを口にしたことはありません。心配事は美味しい食事とビール後はトイレ、元気に出かけ旅を楽しみ元気に帰るが当たり前と危険など想像もしない姿に私の安心も増幅して旅への意欲がさらに湧きあがります。
2023年も後わずか出発までやらなければいけないことが山の様にあります・・・ふ~っ!!